@未来ちゃん誕生まで  その3

【2001年】
・2月19日

10:30頃
 出先にて仕事中に、会社からの緊急呼び出し。
 『すぐ医大(入院先)に電話しろ!』との事。
 電話すると、『すぐに来てください!』と。
 『???』
 『くみくみに何か異変が?子供が??』
 不安の中、会社に電話してから病院へ直行。
 いつもなら市外や遠く離れた街で出張仕事の所、
 この日はたまたま病院のすぐ近くでの仕事でもあった。
 これも運が良かったのだろう。。

11:00頃
 病院に駆けつけると『母子ともに様態が思わしくないから本日出産します』との事。
 その日の病院の会議で決まったそうだ。
 くみくみが入院したのが26週目。
 出来れば出産を早くても28〜30週くらいまで延ばしたかったようだ。
 子供の成長の為に。
 28週にも入っており、このあたりが限界だったようだ。
 『当病院では未熟児に対応する設備がない為、大手総合病院へ移転しての出産となります。』
 との事でもあった。まぁその方がこっちとしても少しは安心だ。家からも近いし・・・。
 緊急退院の手続きや片付けなどを行い、くみくみは点滴3本片手に目隠しして(光による刺激を避ける為)、
 救急車での転院となりました。『救急車はやっぱり乗り心地悪いとの事(笑)』

 たけふみは保険証やら印鑑やらを取りに帰ってからの病院入りとなった為、
 いくら急いでも救急車よりも早く着くことは出来ませんでした(当たり前かぁ)。

12:30頃
 病院に着き、病棟へ向かい、エレベーターを降りると、
 そこは今まで居た大学病院とは景色がまったく違っていました。
 エレベーターホールの前には受付があり入室者をチェックしていました。
 その横に自動のスライドドアがありスリッパを履き替えての入棟となります。
 数年前に増築しただけあって建物も設備もかなり新しかったです。
 それに、医師・看護婦さんが明るく、そして若くてかわいい(#^.^#)

 おろおろしていると、先に着いていた家族を発見。
 先生や看護婦さんの紹介や、病院の説明、手術・治療の方法などの話をしました。
 小さく生まれる事もあり、今後、約半年の入院が必要との事。
 母親は1〜2週間で退院できるとの事。
 その他いろいろお話しましたが緊張とかで忘れました。

 あっという間に手術時間となりました。

 手術には、医大(元入院先)でお世話になった先生や看護婦さんも立ち会ってくれるとの事。
 くみくみの体調・体の事を今まで見てくれて、詳細知っているので居ないより居たほうが安心ですね。

 いつも強気なくみくみもこの時ばかりは、唇がガサガサと乾いていました。
 相当緊張しているんだろうなぁ。夫として『がんばって!』と一言声を掛け手術室へと見送りました。

13:30頃
 出産後のくみくみの病室へ案内されてびっくり!
 個室でしたが、風呂あり、トイレあり、そして眺めもよく綺麗で、素晴らしい部屋でした。
 別にVIPルームでも何でも無いのにこの豪華さ。
 ちょっとだけ予算を心配したのは夫である私だけだったでしょうか???

 出産が終了するまで1時間くらいとの事だったので、腹ごしらえに食堂に行く事にしました。

14:15頃
 腹ごしらえも終わり、病棟に戻っておろおろしながら待つ事数分。。。

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作成 2002.1.1.

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